株主優待を初心者が選ぶなら、いちばん失敗しにくいのは、すでに自分が使っているサービスの会社から探すことだと思っています。利回りやランキングの上位から選ぶより、「優待をもらったら本当に使うか」を自分の生活で確かめられるからです。
どうも、くろまめです。
私は個別株を少し持っていて、メインの銘柄の選び方はほぼこれだけです。ここでは、その考え方と、優待に振り回されないための線引きを書きます。
優待の「お得」は、使わなければゼロ
優待カタログを開くと、食事券、割引券、カタログギフト、自社製品の詰め合わせなど、種類がやたら多いです。利回りの数字が派手なものも並んでいます。

ただ、どれだけ数字が良くても、使わない優待は価値がゼロです。期限が切れた食事券は紙くずですし、行かない街の店舗割引も同じです。
だから最初の選別は、数字ではなく生活で決めるのが早いと思うんですよね。毎月のように使っているサービス、すでにお金を払っているサービスなら、優待は払う額がそのまま減る話になります。使うかどうか迷う時間が、そもそも発生しません。
私が持っている個別株の選び方
私は今も個別株を持っています。メインは、NISAの成長投資枠で持っている楽天とU-NEXTです。どちらも実際に使っているサービスです。
選んだ理由は、期待と応援と、株主優待などの実利がこみです。優待だけで決めたわけではないし、逆に優待がなければ選ばなかった、とも言い切れません。全部が混ざっています。
U-NEXTは自分で使っているので、優待の条件を満たせる株数は下回らないようにするつもりです。優待の内容や必要な株数は変わることがあるので、最新の条件は公式サイトで確認してください。使い続ける前提があるから、この線引きが決められるんですよね。使わないサービスの株だと、こういう決め方はできません。
ほかの個別株は、信越化学・三井不動産・SHIFT・NTTなどを少しずつ持っています。これは完全に遊びの枠です。優待目当てというより、気になった会社を少額で持っているだけです。
初心者が優待で失敗しやすい3つの落とし穴
優待がもらえる月に合わせて買ってしまう
権利が確定する時期が近づくと、人気の銘柄は注目されやすくなります。「もらえるなら今のうちに」と焦って買うのは、優待を理由にした「上がりそう」「乗り遅れたくない」という感情での判断に近いです。
私はこれはおすすめしません。使っているサービスの会社なら、買う時期は急がなくていいはずです。
優待が改悪や廃止になる可能性を忘れる
優待は会社が決めている制度なので、内容が変わることも、なくなることもあります。優待だけを理由に持っていると、変更があった瞬間に持つ理由が消えます。
その点、使っているサービスの会社なら、優待がなくなっても「サービスを応援する」という理由は残ります。ここは個別株を選ぶときの保険になると思います。
優待のために大きな金額を入れてしまう
優待をもらうには、多くの場合、一定の株数が必要です。そのために生活費や、いつでもおろせるお金に手を付けるのは本末転倒です。
ちなみに私の銀行口座の現金は、生活防衛資金という位置づけです。いつでもおろせるお金として置いています。個別株は、減っても生活が揺れない範囲でやるものだと思っています。
本当は、投資信託だけでいいと思っている
ここは正直に書きます。本当は、投資信託だけのほうがいいと思っています。
私の土台は、楽天証券のNISA(つみたて投資枠)で毎月10万円の積立です。これは自動なので、積立履歴は毎月きちんと買えています。
ただ、投資信託は年数パーセントの伸びなので、爆発的な伸びは期待しにくいです。そこで爆発も期待して、個別株も持っています。ここは今も悩んでいるところです。
だから初心者の方には、順番だけははっきり言います。先に投資信託の積立を自動で回す。優待や個別株は、その後に少額で試す。逆にはしないほうがいいです。積立の考え方は積立投資とは?初心者向けにわかりやすく解説する、続かない人でも迷わない始め方に書いています。
下がっている個別株を、どう考えるか
使っているサービスの会社でも、株価が下がっているときにどうするかは、自分で決めた範囲の中で考えています。これは私個人の考え方で、特定の銘柄を買うべきだという話ではありません。
使っているサービスの会社なら、普段の使い心地や料金の話が身近なぶん、ニュースだけで決めるより判断の材料が増えると思います。
とはいえ、個別株は一社に集中する分、投資信託よりブレが大きいです。減っても気にならない金額にしておくのが前提になります。
今日できる一歩
まず、毎月お金を払っているサービスを3つ書き出してみてください。通信、動画、買い物など、何でも構いません。
その中に上場している会社があれば、優待があるかどうかを公式サイトで調べるところまでで十分です。買うかどうかは、積立を自動にしてからで間に合います。
土台は毎月10万円の自動積立で、優待はあくまでおまけだと考えています。
それでは、次でお会いしましょう。またね。
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※本記事は2026年10月時点の情報です。税制・制度・各種条件は変更される場合があるため、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

